都会で生まれ育った人は、田舎暮らしに過剰な夢を見がちです。そのため、いざ移住してから「思ってたのと違う!」「こんなの聞いてない!」となってしまいがちなのです。これは、そんな「こんなはずじゃ」というギャップを少しでも減らすためです。田舎暮らしのメリットとデメリットの両面を知っていきましょう。

結婚して田舎に引っ越すなら押さえておきたい本当の「田舎暮らし」とは

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「田舎暮らし」は、生活するには1人1台の車が必須で、電車は1時間に1本来るか来ないかという程度を想定しています。

離島等の事情が異なる地域や、公共交通機関のみでも問題なく生活できる程度の地方都市での暮らしは含んでいませんのでご注意ください。

田舎暮らしのメリットとは

田舎暮らしの主なメリットを3つ挙げます。

1つめは、田舎にはおすそ分けの文化があることです。

田舎では、農家ではないけれど家族で食べる用に畑をやっているという家がけっこうあります。

そして、家族で食べきれない分の野菜や果物は近所におすそ分けします。

農家さんは農家さんで、市場に出せない規格外の野菜や果物を近所におすそ分けして回ります。

また、食材だけでなく、漬物やおかず等もおすそ分けしてもらえることがあります。

さらに、おすそ分けとは異なりますが、近所の人と誘い合って買い物に出かけ、購入した物を分けたりもします。

卵などは10個パックで買うよりも箱で買った方が安いので、こういう時に誘ってもらえるとお得です。

2つめは、地域密着型のイベントが多いことです。

その地域に住んでみないとその存在すら知れないくらいの、小さな規模のイベントが田舎ではけっこう行われています。

たとえば、ある神社の境内だけが会場のお祭りなどは広告も打たないので、地域の人しか参加しません。

こういったお祭りは都会の大きなお祭りのように混雑することはまずないので、人混みが苦手な人でも雰囲気を楽しめます。

3つめは、よく言われることですが自然が豊かなことです。

窓の外に見える景色が、ビル街や、大きな道路や、ぎゅうぎゅう詰めの住宅街ではないというのはいいものです。

比喩ではなく文字通り空が広く見えるので、時間帯の変化に伴って、美しい朝焼けや青空、夕焼けも楽しめます。

また、聞こえる鳥の声や虫の声で季節の移り変わりを感じることもできます。

田舎暮らしのデメリットとは

田舎暮らしの主なデメリットを3つ挙げます。

1つめは、ご近所付き合いが必須ということです。

田舎暮らしで最も重要なのは、近所の人たちと良い関係を築くことだと言っても過言ではありません。

面倒だからとご近所付き合いをおろそかにすると、何をするにも(それこそ近所を散歩するだけでも)肩身が狭い思いをすることになります。

当然ですが、メリットで上げたおすそ分けの恩恵も受けられなくなります。

また、あまりにも印象が悪いと、近所で小火や空き巣等なにかが起こったときに犯人ではとヒソヒソされたり、様々な伝達事項が書かれた回覧板をまわしてもらえず飛ばされたりすることもあります。

そのため、どんなに人付き合いが苦手な人でも、最低限はご近所付き合いをしなくてはいけません。

2つめは、イメージしているほどのんびりした生活はできないということです。

これは1つめのデメリットとも関連しますが、地域のゴミ拾いや溝さらいに参加しないと浮いてしまうので月に何回かは早起きすることになります。

それに、夜遅くまで起きていると「あそこの家はいつまでも明かりがついてる」と噂の種になったりするので、近所付き合いのためにも朝起きて夜寝る規則正しい生活をした方がいいのです。

3つめは、単純に不便なことです。

買い物には車を出さなければならないし、電車でお出掛けとなれば時間厳守で駅に向かわないと次の電車が来るまで1時間待ちぼうけです。

デリバリーはほとんど対応範囲外だし、コンビニも徒歩圏内になかったりします。

田舎暮らしに向いている人・いない人

先程挙げたメリットとデメリットを踏まえて考えてみましょう。

田舎暮らしに向いている人は、ズバリ「人見知りをしない、人付き合いが好きな人」です。

田舎暮らしはとにかく近所の人とうまくやれればどうとでもなります。

人見知りせずに地域の人の輪に入っていける人、人付き合いにリソースを割くのが苦でない人は、都会よりも快適な暮らしができるかもしれません。

また、ある程度人見知りをする人でも、規則正しい生活ができ、地域の行事に逐一参加できる人も向いていると言えます。

そういう人であれば、ゴミ拾いや溝さらいに参加しているうちに自然と馴染んでいけます。

逆に、人付き合いが苦手な人、人付き合いにリソースを割くのを面倒だとか無駄だと感じてしまう人には田舎暮らしは向きません。

ご近所付き合いをおろそかにしているうちに浮いてしまって、居心地が悪くなりがちです。

婚活市場で「田舎暮らし」は敬遠されがち?

婚活市場では田舎暮らしはやや敬遠されがちです。

主な理由として、先程挙げたようなデメリットのイメージが強いことが1つ。

もう1つは、結婚した場合「配偶者の家族との同居になる可能性が高い」ことがネックとなっているように思います。

たしかに、義理の親と同居となると躊躇する気持ちは分かります。

ただ、ここで考えてみてほしいのですが、田舎暮らしに向いている人の特徴としてあげた「人見知りをしない、人付き合いが好きな人」は、同居にも向いている人だとは思いませんか?

義理の親の性格にも寄るかもしれませんが、たいていの場合、丸一日同じ空間にいるということはありません。

田舎は家も広めなので、家の中でもそれぞれの生活圏ができるのです。

そのため、当たり障りなく人付き合いのできる人ならば、それほど不安に思う要素ではありません。

田舎暮らしのデメリットを理解した上で、メリットに魅力を感じた人。

そして、田舎暮らしに向いている特徴を持っている人は、敬遠されがちな田舎暮らしが待っているお相手を検討するのもアリかもしれませんね。

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